この事例の依頼主
年齢・性別 非公開
相談前の状況
飲食店経営者様からのご依頼でした。日頃からトラブルばかり起こす社員に話し合いで退職してもらいました。しかし、その社員が弁護士を雇い「不当解雇だ!」と主張し、遡って1年分の給与を請求する訴訟を提起してきました。依頼者としては、話し合った上で合意退職をしたつもりだったので当惑してしまいました。飲食店経営者は、訴訟に臨むため、ノーサイド法律事務所に相談に行きました。
解決への流れ
受任後、「早期解決」を望んでいた依頼者のために、情報収集をしました。具体的には、メールのやりとり等を多数収集して合意退職を裏付ける資料として、まとめ「合意退職」であるという主張立証を行いました。最終的には、依頼者が早期解決を希望していたので、判決ではなく和解で終了となりました。
本案件は、会社側の主張を裏付ける根拠(メール)があったため解決ができました。しかし、飲食店の場合はメール等の履歴がない場合もございます。やはり、退職をする場合を想定して退職届などの書類をしっかりととっておくことが重要です。訴えられる前の事前準備から、法律の専門家である弁護士へのご相談をお勧めします。