犯罪・刑事事件の解決事例
#慰謝料・損害賠償 . #人身事故

若年者の休業損害の基礎収入

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齋藤 毅 弁護士が解決
所属事務所川崎パシフィック法律事務所
所在地神奈川県 川崎市川崎区

この事例の依頼主

20代 男性

相談前の状況

昨年交通事故に遭ったのですが,先日,後遺症の認定を受け保険会社から賠償額の提案がありました。事故前の収入が300万円程度なのですが,提示額が妥当か知りたいです。

解決への流れ

事情を説明し,賠償額を計算してもらったところ,およそ4倍の賠償額が適切との判断になりました。保険会社との交渉の結果,こちらの主張額と通りの内容での和解が成立しました。

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齋藤 毅 弁護士からのコメント

治療終了や後遺症の結果がでると,保険会社から事故に対する賠償額を提案されることがあります。もっとも,この段階でなされる提案額は,実際に裁判をしたり,弁護士が交渉した場合に取得できる金額の40%~60%であることが多いです。今回も,当時の収入を基礎に遺失利益が算出されていましたが,20代の方であれば賃金センサスを基準として基礎収入を算出することができますので,実際の収入より高い金額を基礎収入とすることができます。